『震える牛』

今日からWOWOWプライムドラマで『パンとスープとネコ日和』がはじまる♪
小林聡美さんが主演で、『かもめ食堂』『マザーウォーター』『東京オアシス』一連の
スタッフやキャストが顔をそろえる。
う~ん。聞いただけで大好物のドラマになりそう
 
先週までこの枠で放送されていたのが『震える牛
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とても面白かったです。
 
原作は相場英雄さんの小説「震える牛
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<あらすじ>
警視庁捜査一課・継続捜査班の田川信一(三上博史)は、未解決の「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」に疑問を抱き、捜査を始める。事件は5年前に発生。覆面姿の犯人が店員から金を奪い、店の奥で獣医師と暴力団関係者を殺害した。初動捜査での犯人像は金目当ての外国人。被害者同士の面識はなく、それぞれひとりで待ち合わせ相手を待っているところだった。地道な聞き込みを重ねた田川は、食肉加工会社・ミートボックスにたどり着く。警視庁捜査さらに事件の直後、殺害された獣医師の部屋に空き巣が入り、2台のパソコンのみが盗まれていたことが発覚する。犯人の真の目的は金ではなく2人を殺害することだったのでは?捜査を進めていく中、田川はニュースサイトの記者・鶴田真純(吹石一恵)と再会する。鶴田も、読者から得た情報をもとに“裏に顔が利く”という悪評のあるミートボックスの食品偽装疑惑を探っているところだった。

三上さんが「とても制約の多いドラマ制作の中で、WOWOWはいつも思い切った挑戦をしてくれています。
そんな現場で演じさせてもらえることは、とても幸せです。食品偽装が食の問題、ひいては、社会の構造、
人々の価値観、日常の生活への疑問を問いかけるきっかけになればと思います」
とおっしゃるように…
地上波でやるには、、いろいろと問題があるんだろうなぁ。
わたしは原作を読んでないのですが
数年前にとても似た事件(食品偽装)があり、そこの社長が逮捕されましたよね。
たぶん…実刑の判決が出たのでは???
凄く記憶があいまいなんだけれど~あの時は、社員からの内部告発が発端だったような…。
その内部告発もとりあげてもらえるまでとても時間がかかったような。
大手スーパーなどがからんでいたからなんだと思いますが…。
そして、、役員を務める息子さんが「本当の事を話してくれよ」と詰め寄ったような…。
まるでドラマのようだ…と思っていた記憶があります。
 
<キャスト>
三上博史(田川信一:刑事)  ・吹石一恵(鶴田真純:記者)  ・小林薫(滝沢文平:オックスマート取締) 
平山浩行(柏木:信友オックスマート本部長・社長の息子)  ・小野寺昭(柏木友久:オックスマート社長)
木村文乃(田川梢:オックスマート勤務・田川の娘)  ・田中幸太朗(加藤圭太:オックスマート社員・梢の恋人)
温水洋一(小松隆:元ミートボックス社員)  ・遠藤要(池本功治:田川の相棒)  
白石美帆(村上冴子:女優・信友の恋人・増渕の孫)  ・竜雷太(増渕要三:畜産家)
佐野史郎(宮田次郎:捜査一課長)  ・羽場裕一(矢島達夫:特捜理事官)
本田大輔赤間裕也:獣医)  ・橋本さとし(西野守:暴力団関係者)
古田新太(八田冨之:ミートボックス社長)
 
最後に古田さんを持ってきたのは…
芸達者のみなさんの中にあって~ぴかイチ
体中から「悪い人」がにじみ出ておりました(笑)
チヨビタの平山浩行さんが苦悩する本部長でかっこよかったし♪
 
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太巻の軽いワルじゃないよ~!!
古田さん…凄いです!!
清涼剤は…苦悩するチヨビタのお兄さんこと
平山浩行さんと田中幸太朗さんですか(笑)
もちろん~がんばっている三上さんもステキです。
 
プチネタでは…
福山さんの元カノの競演?←余計なお世話。あまりからんでないしね…。
太陽にほえろ!」のゴリさんと殿下の競演ですかねぇ。
 
食品偽装という大きな問題と
「組織」と「正義」の「社会」の問題と
いろんな事を問題提起してくれている…。
田川(三上博史)さんのお父さん役の方の
「(まわりがどんなに変わっても)変わらないものがあってもいいんじゃないかな」
みたいなセリフがあって…。
それが田川さん同様に…ストーンと心に沁みましたね。
大変面白いドラマでした。