入学式→大学へ 道中は山あり谷はなし
いざ!息子の大学へ!
しかし…いかんせん。その行き方がわからない。
受験の時は、そのHPにあった交通アクセス(下記参照:笑)に従って
「横浜駅」から市営地下鉄を利用して「三ツ沢駅」から行った息子。
しかし…この「三ツ沢駅」からの徒歩16分は…違う!というのだ。
この徒歩20分も…違う!という。
なぜ違うのか…そのすべては…最後の部分の
「もとはゴルフ場(程ヶ谷カントリー倶楽部)の跡地…起伏が激しい」
「激しい」に赤の二重性を強く強くひきたい!
そんなキャンパスなのですわ
もとはゴルフ場(程ヶ谷カントリー倶楽部)の跡地にキャンパスを建てたため、起伏が激しい
そもそも…わたしの中での「横浜」は
「元町」だったり「山手教会」だったり「港のみえる丘公園」「ホテルニューイングランド」「中華街」…
こじゃれた街だったわけです。
なので…「横浜駅」から…どんどんと山をのぼっていく…この周りの感じが
う~ん。ここって本当に「横浜」なの?だったのですが。
まあね。勉強してもらうんだから…プチ田舎ぐらいの方がいいとは思っていたんだけれど
いや~本当に参りました
駅からタクシーで行く事も考えたんだが…
平日だったので、バスターミナルで、バスを利用しようよ!と思ったのが間違いがった
方向音痴な二人は…バスに乗ったはいいが(もちろん、息子もはじめて)
途中で、そのバスの行先に不安感を覚えて…降りてしまったのよ
わたしは、息子が何かしら、見覚えがあっての行動かと思ったのですが…
お得意の「なんとなく」「直観」
大学がどちらなのかも?今自分達がどこに位置するのかも???
案内版みたってわかりゃしない。
そこで役立つ…スマートフォン。(わたし~まわしもんじゃないよ)
現在地を確認して…大学までの道のりを案内してもらった。
が…が…思いの外…遠い
それでも行くしか他に道はない。
二人であ~でもないこ~でもない。
あの時バスに乗ったのが間違いだったとか。地下鉄使った方がとか。
もうすでに済んでしまった事で、、いいあいしながら
ケンカ腰になりながら…ただひたすら歩くのみ。
はじめてのスーツと履きなれない革靴の息子。
ここぞ!の時の勝負靴?(笑)のわたし。
も~心が折れるわ…。
貴方の大学へ行きたい!
そんなわがままをいい通した自分が恨めしかった…。
ボロボロな状態で大学に到着した頃
親子でのガイダンスを終えて…すがすがしい顔でお帰りになる親子連れの方々に遭遇。
わたしは何やってんだぁ。
それでも!それでも!!
大学の名前の入った門のところで写真を!!
……と思っていたら~この大学に門らしき門はなかったのです
あったのは…警備員さんのいる?建物らしきもの
日が暮れようとしております(笑)
息子も言ってました。
門なんぞないよ。とにかくゴルフ場の跡地だから自然はあるけれど…行くのは大変だよ。
それらの言葉は息子の「こないで!」の気持ちが大きく盛られた話かと…
そうじゃなかったのよ本当だった…
唯一…らしい物っていったら、コレかな。
大学のキャンパスをあがっていくとこれがあります。
とても大きく立派にみえるでしょでもね…
入学時、息子の身長は173㎝だったので…想像してみてください。そんなに大きいものでは…
めっちゃ疲れ果てて…不機嫌にしたいんだろうけれど…
もうしばらく会えない母に作り笑いをしながらも
いち早く帰路につきたい息子でした。(わたしも…)
なので、、息子が学ぶ理工学部の建築の建物も観ることなく
そうそうに一番近い西門を出て、彼がこれから通うこととなる道を帰る事にしましたが
これがまた大変な徒歩20分でした
平坦な道なぞなく…階段・坂道・階段・下り道・階段…そんな連続でありました。
これは自転車じゃ無理だわ。もちろん…バイクもね。
そして!!この魔の和田町からの通学路は…息子に驚く変身を遂げさせたのです♪
息子との「別れ」は…お互い感傷的な気分もさらっさらなくなっており
「んじゃ」「じゃね」
と別れた次第です。
今思えば…(今だからですよ)
迷子になり、息子とひたすら、歩いていたあの時間。
もう二度とできない経験だったかも。
そう思えば…いい思い出です
1週間ぐらい…靴ずれに泣いたけれど…