入学式→大学へ 道中は山あり谷はなし

いざ!息子の大学へ!
しかし…いかんせん。その行き方がわからない。
 
受験の時は、そのHPにあった交通アクセス(下記参照:笑)に従って
横浜駅」から市営地下鉄を利用して「三ツ沢駅」から行った息子。
しかし…この「三ツ沢駅」からの徒歩16分は…違う!というのだ。
 
今、彼は相模鉄道本線和田駅前に住んでいるのだが
この徒歩20分も…違う!という。
 
なぜ違うのか…そのすべては…最後の部分の
「もとはゴルフ場(程ヶ谷カントリー倶楽部)の跡地…起伏が激しい」
「激しい」に赤の二重性を強く強くひきたい!
そんなキャンパスなのですわ
 
交通アクセス:横浜駅西口バスターミナルより、横浜市営バス相鉄バスがキャンパス内を東西に往復して横浜駅へ戻る循環運転を行っている(平日ダイヤのみ)。鉄道では、横浜市営地下鉄ブルーライン三ツ沢上町駅より徒歩16分、相模鉄道本線和田町駅より徒歩20分。この他、横浜市営バス相鉄バス神奈川中央交通岡沢町より徒歩5分。
もとはゴルフ場(程ヶ谷カントリー倶楽部)の跡地にキャンパスを建てたため、起伏が激しい
 
そもそも…わたしの中での「横浜」は
「元町」だったり「山手教会」だったり「港のみえる丘公園」「ホテルニューイングランド」「中華街」…
こじゃれた街だったわけです。
 
なので…「横浜駅」から…どんどんと山をのぼっていく…この周りの感じが
う~ん。ここって本当に「横浜」なの?だったのですが。
 
まあね。勉強してもらうんだから…プチ田舎ぐらいの方がいいとは思っていたんだけれど
いや~本当に参りました
 
駅からタクシーで行く事も考えたんだが…
平日だったので、バスターミナルで、バスを利用しようよ!と思ったのが間違いがった
方向音痴な二人は…バスに乗ったはいいが(もちろん、息子もはじめて)
途中で、そのバスの行先に不安感を覚えて…降りてしまったのよ
わたしは、息子が何かしら、見覚えがあっての行動かと思ったのですが…
お得意の「なんとなく」「直観」
大学がどちらなのかも?今自分達がどこに位置するのかも???
 
案内版みたってわかりゃしない。
そこで役立つ…スマートフォン。(わたし~まわしもんじゃないよ)
現在地を確認して…大学までの道のりを案内してもらった。
が…が…思いの外…遠い
 
それでも行くしか他に道はない。
二人であ~でもないこ~でもない。
あの時バスに乗ったのが間違いだったとか。地下鉄使った方がとか。
もうすでに済んでしまった事で、、いいあいしながら
ケンカ腰になりながら…ただひたすら歩くのみ。
はじめてのスーツと履きなれない革靴の息子。
ここぞ!の時の勝負靴?(笑)のわたし。
も~心が折れるわ…。
貴方の大学へ行きたい!
そんなわがままをいい通した自分が恨めしかった…。
 
ボロボロな状態で大学に到着した頃
親子でのガイダンスを終えて…すがすがしい顔でお帰りになる親子連れの方々に遭遇。
わたしは何やってんだぁ。
それでも!それでも!!
大学の名前の入った門のところで写真を!!
……と思っていたら~この大学に門らしき門はなかったのです
 
あったのは…警備員さんのいる?建物らしきもの

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                       日が暮れようとしております(笑)
 
息子も言ってました。
門なんぞないよ。とにかくゴルフ場の跡地だから自然はあるけれど…行くのは大変だよ。
それらの言葉は息子の「こないで!」の気持ちが大きく盛られた話かと…
そうじゃなかったのよ本当だった…
 
唯一…らしい物っていったら、コレかな。
大学のキャンパスをあがっていくとこれがあります。
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とても大きく立派にみえるでしょでもね…
 
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入学時、息子の身長は173㎝だったので…想像してみてください。そんなに大きいものでは…
めっちゃ疲れ果てて…不機嫌にしたいんだろうけれど…
もうしばらく会えない母に作り笑いをしながらも
いち早く帰路につきたい息子でした。(わたしも…)
 
なので、、息子が学ぶ理工学部の建築の建物も観ることなく
そうそうに一番近い西門を出て、彼がこれから通うこととなる道を帰る事にしましたが
これがまた大変な徒歩20分でした
平坦な道なぞなく…階段・坂道・階段・下り道・階段…そんな連続でありました。
 
これは自転車じゃ無理だわ。もちろん…バイクもね。
そして!!この魔の和田町からの通学路は…息子に驚く変身を遂げさせたのです♪
 
息子との「別れ」は…お互い感傷的な気分もさらっさらなくなっており
「んじゃ」「じゃね」
と別れた次第です。
 
今思えば…(今だからですよ)
迷子になり、息子とひたすら、歩いていたあの時間。
もう二度とできない経験だったかも。
 
そう思えば…いい思い出です
1週間ぐらい…靴ずれに泣いたけれど…