大人の水疱瘡
本日、息子は午後から制服着て…学校へ行ったらしい
国立の後期も終わり…卒業生で集まり、、、思う存分
をしてくるらしい。
をしてくるらしい。「夕飯いらねぇ～～」と昨晩言っておりましたから
その流れで…みんなで焼肉かな
息子と過ごす時間もあとわずか…
今は…小言ばかり言っておりますが（主に「片付けて～！）
実際に彼の部屋が片付いてしまったら、、、
寂しくなってしまうのだろうなぁ…
（しみじみ）
（しみじみ）思い起こせば、、、
息子と離れた最長日数（笑）は
私が３０過ぎての水疱瘡に罹った時の３週間かな？
まだ彼が１歳に満たない頃、
港区の育児サークルのメンバーで水疱瘡にかかってしまった子の話が発端で
皮膚が弱かった息子を想い、
１歳になってすぐに水疱瘡の予防接種をした。
その半年後ぐらいに風邪をひいてくれまして…
かかりつけの小児科に行くと！
見た感じ、、水疱瘡の治りかけのお子さんが
予防接種はしたといっても、、、罹ってもかわいそうかなぁ…
と彼を抱いたまま、そのお子さんに背を向けるようにすれ違った
その１週間後ぐらいに…顔に吹き出物が
あれ…首にも、、、頭皮にも、、、
発熱もあり病院へ行く事に…
病院へ行く事に…実母から「貴女は水疱瘡になった事はある」と聞いていた私は
まさかソレとは思わず…
まずは内科に…
内科の先生「ここ最近、海外へは」
私「行ってません」
先生「ご主人が変な場所へ行かれたとか」
私「ないと思います」
先生「水疱瘡はおやりになっているのですよね」
私「母からそう聞いております」
先生「う～～ん。万が一の事もあるので、皮膚科へ行ってみてください」
皮膚科へ行くと…
血液検査などをしてから先生の診察を受けて
先生「あ～これは水疱瘡ですね」
私「えっ。やったはずなのですが…」
先生「軽かったか…お忘れなのでは」
私「えっ。」
先生「のどの奥の奥までできています。この患者さんの年齢では珍しいですね」
実験台の上のマウスの気持ちがよくわかった瞬間でした。
水疱瘡の菌は脳とか髄膜とか仲良しらしく
万が一～脳とか髄膜に菌が入ってしまったら！！大事です
即！入院！のはずだったのですが…隔離病棟に空きがない
空きができ次第入院！という事で帰宅。
その病院は息子のかかりつけの総合病院で
東京タワーの近くの大きな病院です。
その頃でも、６歳以下の医療費用は、親の収入にかかわらず
無料だった東京都♪
毎日のように皮膚科にかかっていた息子ですが
かかっても…容器代ぐらいの６０円とか。
今回～水疱瘡でかかってしった～高額な治療費
水疱瘡の薬がまず高い
２つの科で診てもらった事も関係あるのかなぁ…
２万円を越していたかと思います。
今から１８年前の事です。
さて！息子（１歳半？）をどうしようか…
いざ入院となった時、、、旦那さまは休める仕事の方じゃない。
その日のうちに旦那さんの実家（今住んでいるところ）に
息子をお願いするしかなくなり、、
彼が誕生してから、、数時間も離れた事のない私は
号泣して号泣して彼との別れに涙した覚えが…
彼との別れに涙した覚えが…４０度を超える高熱と痒みと闘う事４日間
熱が下がった頃～病院から電話が…
「ベットに空きができました」
「熱下がりはじめました」
「じゃ～大丈夫ですね」
あとから聞いた話ですが…隔離個室は１日２万だったそうで
よかった～空いてなくて
発症して約１週間後、病院へ
水疱瘡の方は完治しましたとの事。
しかし…日差しの強い５月～日射には充分注意するように！という事と
２週間は養生してください。という言葉に
まんま甘えて、、、彼を迎えに行ったのがそれから２週間後。
駅に降り立った私のいでたちは
帽子にサングラスにマスク。
服装もできるだけ皮膚の出ない服装。
要するに「怪しい人」
そんな私に息子は…完全に拒絶反応
そう！私の母乳を嫌がった時の彼がデジャブーです
マスクをとってもサングラスを外しても…彼は大泣き
３週間の時間は…
それまでの１年半の歳月をかる～～く投げ飛ばしてくれたのです
母はつらっ
半端ない高熱。厳しい痒み。そして…無残なまでの痕・痕・痕（もちろん～今でも残っております）
そして～～私には頭痛という…置き土産まで
偏頭痛持ちではあったのですが、、、２週間ずっと痛みが消えない
意を決して…脳神経外科で診てもらう事に
MRIもして…出た結果は、、、「何でもない」でした
先生曰く「人間は大病をすると…一番弱いところに強く出るものです」
「私…私…頭が弱いの」
」後日、「おたふく」もかかってない（これははっきりと覚えがある）ので
「おたふく」の予防接種をした。
小児科で接種したので
息子の先生に「○○ちゃん～」と可愛く作った声で呼ばれてしまった
呼んだ先生も「お母様でしたか…」とバツが悪そうでありました
