『藁の楯』が一番だったかな…

あと3日で7月も終わってしまうよ~
何もしてない…何も終わらしてない…何もできてない…
宿題の終わってない子供のようだぁ
いつになったら、、余裕をもって生活を愉しめるようになるんだろうか…
これは年齢じゃないよなぁ
性格かぁ…気質かぁ…
んじゃあ…一生無理じゃん
一生…ずっと、、何かを追って追われて…終わりそうだなぁ
まぁ…ありかなぁ(笑)
 
県庁おもてなし課』を観た時(5月)
時を同じくして『藁の楯』を観ました。
 
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<解説>
人気漫画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズの作者で、作家としても活躍する木内一裕の同名小説を、大沢たかお松嶋菜々子藤原竜也の共演で、鬼才・三池崇史監督が映画化したサスペンス・アクション。殺人鬼を殺したら
10億円を支払うという新聞広告に殺気立つ人々と、彼を警視庁まで移送する任務を受けたSPの息詰まる攻防戦が描かれる。
 
<あらすじ>
7歳の幼女が惨殺される事件が発生。8年前に少女暴行殺人事件を起こし出所したばかりの清丸国秀(藤原竜也)に容疑がかかり、警察による捜査が行われるが、一向に清丸の足取りは掴めずにいた。事件から3ヶ月後、事態が大きく変わる。殺された幼女の祖父・蜷川隆興(山崎努)は政財界を意のままに動かす大物で、彼が大手新聞3紙に、清丸を殺した者に10億円支払うとの全面広告を打ち出した。この前代未聞の広告を見た国民は一気に殺気立ち、身の危険を感じた清丸が福岡県警に自首。警視庁の上層部は、清丸を無事に警視庁に移送することで、日本
警察の威厳が守れるとして、清丸を守るために生え抜きのSP5名が配置された。警護には警視庁警護課第4係の
銘刈警部補と同じく第3係の女性SPの白岩巡査部長。また警視庁捜査一課から奥村警部補と神箸巡査部長が
同行。警視庁のメンバーが福岡に着くと、、すでに留置場で清丸が襲われたことを知る。そして、その手当をしている病院でも、襲撃される。いつ、どこで、誰が襲撃してくるかわからない極限の緊張状態の中、福岡県警の護送メンバーである関谷巡査部長と合流して、護送が始まるが……。
 
<キャスト>
大沢たかお(銘苅一基):妊娠中の妻を飲酒運転の無免許ドライバーに轢き殺される
・松島菜々子(白岩篤子):逮捕術・射撃術はトップレベル。一人で息子を育ててる
・岸谷五郎(奥村武)警視庁捜査第一課の刑事。清丸を前にしても冷静沈着だが…
伊武雅刀(関谷賢示):福岡県警の刑事。まもなく定年を迎える温厚な人柄。
・永山絢人(神箸正樹):警視庁の若い刑事。蜷川知香ちゃんの殺人現場に立ち会った
 
藤原竜也(清丸国秀):8年前に少女を殺害した罪で服役。その仮出所から数か月後に、今回の事件を起こす
山崎努(蜷川隆興):元経団連会長で資産家。孫の知香を殺害した清丸に10億円の懸賞金を掛け、全国民に
              清丸の殺害を呼びかける。また、未遂に終わった者にも1億円を提示し、自分の傘下グループ
              への就職も斡旋する。
 
余貴美子(由里千賀子):箱根で個人タクシーを営んでおり、移送に協力する
本田博太郎(大木係長):銘苅一基の上司で、この移送の警護を銘苅に要請する
長江健次(榊田):中小企業の経営者。多額の借金を抱え、母親を介護している
高橋和也(西野):8年前に娘のめぐみを清丸に殺害された
 
あといっぱい人が出てくる(笑)
 
<感想>
人間はお金に弱いのよ…。
最初に清丸を襲った警察官には、、病弱な妻がいる。
病院で手当て中の看護婦さんは、、旦那さんがリストラされた。
諸々の事情があるのよ。
ターゲットはどこまでもどこまでも最低な人間。
守る相手は…守る価値もないクズで
本来は味方であるはずの組織は腐っている。
仲間の中に裏切り者がいるかもしれない…。
まわりは敵だらけ…。
そんな中でも…
「それでも、、自分のすべきことはやる」
 
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そして父になる』と共にカンヌに出品されました。
芸術的な作品が選ばれることが多いカンヌで
この映画はどう評価されるのかなぁ…と思っておりましたが…
やはりでした。
が!!わたしはこの映画…めっちゃ面白かったです!
単純にアクション映画としても面白かったし、
深く答えの出ない、、出せないテーマもあって…
人間の業とも重なり、、とても難しいテーマを
エンターテイメントにしていて、、
凄いし、面白い。
「自分だったら、、どうするよ」
小心者のわたしは…答えを出すこともできずに終わるね(笑)
 
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大沢さんは相変わらずカッコいいし、、苦悩・葛藤しながらも不器用な真面目な日本人演じております。
松島菜々子さんもね…今までにない役柄だったと思うんですが、頑張っておりました。
藤原さんに関しては、、この方の演技が好きか嫌いか分かれると思うので、、ノーコメント(笑)
上手にクズを演じていたと思うけれど…もっとクズになってほしかったかなぁ(笑)
瑛太さんの弟(本人はこう称されるのはイヤだろうなぁ:笑)
永山絢人さん~実にいいです。彼が一番純粋に清丸の犯罪を恨んでいたんだと思うな。
伊武さんもいいしなぁ…岸谷さんも…
大好きな余貴美子さんは出は少ないんだけれど、、
とても重要な役をさらりん!と…。
結局~キャストはみんないいのよ!(笑)
そんなすべてのキャストの素晴らしさに深みを加えたのが
山崎努さんの存在感じゃないでしょうか…。
 
いやぁ…この『藁の楯』で泣くとは思いませんでしたが…
実は号泣でした
 
5月に邦画を5本観ましたが…
実はこの『藁の楯』が一番面白かったです。
 
まぁ…本人の好みですよ。はい。好み。
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