『夢幻花』by東野圭吾さん

ようやく…読み終わりました
さすが!の東野圭吾さんの作品
どわっ!と広がった何の関連もないような人間模様を
がが~ん!とまとめてきてくれました。
とても読みやすく面白かったんだけれど…
本を読む時間がとる事ができずに…ようやく読み終わるという体たらく
 
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帯にも記載しているように主役は…黄色いアサガオ(?)
アサガオに黄色い花はないはず…しかし!
江戸時代には存在したという。では…なぜ今は存在しないのか!?
なぜ…黄色いアサガオを追いかけてはいけないのか!?
 
・一人暮らしをしていた秋山周治が何者かに殺された。
遺体の第一発見者は孫娘の梨乃。
梨乃は祖父の死後、庭から消えた黄色い花の事が気にかかり、ブログにアップする。
そのブログを見て近づいてきたのが、身元を偽った蒲生要介。
蒲生の弟である蒼太と知り合った梨乃は、蒼太とともに、
事件の真相と黄色い花の謎解明に向けて動き出す。
 
<登場人物>
 
・蒲生蒼太:家族と離れ、大阪で原子力工学を学ぶ大学院生。原発が社会問題となって以来、自分の進むべき道について迷っている。実家は東京にあるが、家族のなかで疎外感を味わっていて、あまり帰省しない。
 
・秋山梨乃:東京の高円寺で独り暮らしをする大学生。水泳でオリンピックに出ることを目的に頑張ってきた…元日本代表選手。ある時、、突然に泳げないなってしまい、何をしていいかわからない状態。
 
・秋山周治:梨乃・尚人・知基達の祖父。退職後、西荻窪の自宅で植物を育てながら、悠々自適の生活を送っていた…が、、何者かに殺されてしまう。正義感が強くて、早瀬の息子(裕太)の恩人でもある。
 
・蒲生要介:蒼太の異母兄。警察庁勤務のエリート。父親も警察の人間であり、梨乃がアップした「黄色い花」に反応し、身元を偽り梨乃の接近する。
 
・鳥井尚人:梨乃の従兄。アマチュアバンド『ペンデュラム』を親友の雅哉と結成し、プロになる事を夢見ていたが、突然、遺書も残さずに自殺してしまう。
 
・蒲生志摩子:蒼太の実母。要介とその父親に気を遣いながら生活している感じがして、蒼太は母とも疎遠。
 
・伊庭孝美:蒼太と中二の「朝顔市」で知り合う。メールのやりとりなど中学生らしいつきあいをしていたが…ある時、突然に連絡がとれなくなった。
 
・早瀬 :西荻窪の刑事。別居中の息子(裕太)の恩人である秋山周治を殺した犯人を、自らの手で逮捕するために熱心に捜査を続ける。
 
 
いろんな伏線が一つの線につながった時の
「おっおおお…!!」
今回もめっちゃ感じさせてくれました
 
水泳で日本代表って…
荻原智子さんは、、東野圭吾さんのいとこにあたるはず。
秋山梨乃のキャラづくりに一役かっている?(笑)