『横道世之介』観てきました~♪

4日間の期末テストをヘロヘロな状態でやり終えた干物中学生の娘と観てきました~♪
当初は原作の横道世之介高良健吾さんのイメージが合わないと理由で
観賞をしぶっていた娘でしたが……
 
<解説>
「悪人」「パレード」の吉田修一による青春小説を、「南極料理人」の沖田修一監督が映画化。1980年代を舞台に、長崎の港町から大学進学のため上京したお人好しの青年・横道世之介や、その恋人で社長令嬢の与謝野祥子らが謳歌した青春時代を、心温まるユーモアを交えながら描く。主人公の世之介に高良健吾、ヒロイン・祥子に吉高由里子ほか、池松壮亮伊藤歩綾野剛らが出演。劇団「五反田団」主宰の劇作家で小説家の前田司郎が共同脚本を担当。
 
<あらすじ>
1987年。長崎の港町生まれの18歳、横道世之介(高良健吾)は大学進学のために上京。人の頼みを断れないお人好しな彼だったが、嫌みのない図々しさが人を呼び、倉持一平(池松壮亮)や加藤雄介(綾野剛)、そしてガールフレンドの与謝野祥子(吉高由里子)たちと共に大学生活を過ごしていた。やがて世之介に起こったある出来事から、その愛しい日々と優しい記憶の数々が呼び覚まされていく……。
 
<キャスト>
高良健吾横道世之介)  ・吉高由里子(与謝野祥子)  ・池松壮亮(倉持一平)  ・伊藤歩(片瀬千春)
綾野剛(加藤雄介)  ・井浦新(室田恵介)   ・國村隼(祥子の父)  ・堀内敬子(祥子の母)
・きたろう(世之介の父)  ・余貴美子(世之介の母)  ・朝倉あき(阿久津唯)   ・黒川芽衣(大崎さくら)
柄本佑(小沢)
 
 
<感想>
 
面白かった~~♪
泣くくらい笑った笑った
なんて事ない事なんだけれど…ものすごく笑えて…
そして…泣かされた。
心がほんわかなりました。
ちょっと…といっていた干物中学生も、、大笑いしておりました。
期末テストでささくれた心も癒された事でしょう
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「今を生きて」もよかったぁ~♪
 
公開の前後にいろんな番組に高良さんとかが出ていて
プチエピソードとか語ってくれていたので
それらも楽しめたわ♪
 
長崎での海のシーン。
世之介の同級生役の中に本当の高良健吾さんの高校の同級生がいた!!
俳優ではなく…高良健吾さんのマネージャーをしている同級生!!
とても高良さんの同級生とは思えない体を披露してくれている(笑)
 
「ボクらの時代」の中で、高良健吾さんのお父さん役を演じた 
きたろうさんが「俺は高良健吾くんの父親だぁ。二枚目なんだよ」
と自信満々に得意げに言っていた(笑)
 
沖田監督が長いカットで撮る監督だそうで…。
何が起こっても、『カット』ってなかなか言わないそうで
転んだとて、何かを落としたとて、ぶつかったとて、『カット』って言わない。
そのせいで、アドリブやハプニングがそのまま使われていたりする。
世之介と祥子さんのクリスマスパーティでの…クラッカーのシーンだったり
綾野剛さんとのスイカを食べるシーンとか
あ~ぁ!!これってハプニングじゃ~ん♪
なんていう楽しみもありました
 
あの『蛇にピアス』の主要3人じゃん!!
一同に会した時は…
出る作品で~こんなにも違うものかと(笑)
 
そんな事いったら…とても『悪人』と同じ作者(吉田修一さん)とは思えない作品だわ
『悪人』が普通でいられなくなった人々を描き、
その世界がとても切なく苦しいものである事を教えてくれているのだとしたら
横道世之介』は普通の人々を描きながら
生きているその世界そのものが愛おしく感じられてしまう。
 
普通でいる事って…実はとても難しくて大変な事なのかもしれない…

不器用で、のんきで、お人よしの横道世之介
世之介と、彼を取り巻く人々との出会いには、日常に潜む輝きがギュッと詰まっている。
 
たぶん…それは誰にも当てはまる事なんだと思うの。
ただ~それをその輝きを感じ取れるかどうか…。
 
原作でも映画でも…
世之介のお母さんからの祥子への手紙は泣かせますわ。
 
出会えた事が幸せなんだよね…。
 

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