『コクリコ坂から』…やっぱりイマイチわからん。

先日、地上波で放送されてましたね。
 
公開された時は
娘と映画館に観に行きましたが…
観終わった後~二人で顔を見合わせ「なんだかねぇ…」
娘は「途中で眠くなった」
わたしは「この映画を観て面白い!!と思うのは…一体、、どの世代だろねぇ」
ようするに…イマイチだった映画だった記憶があります。
 
で…放送されたので、、再び観ましたが…
 
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<解説>
なかよし」(講談社刊)に連載された高橋千鶴佐山哲郎による少女漫画をスタジオジブリが映画化。宮崎駿が企画・脚本、「ゲド戦記」の宮崎吾朗が同作以来5年ぶりに手がける監督第2作。1963年の横浜、港の見える丘にあるコクリコ荘に暮らす16歳の少女・海は毎朝、船乗りの父に教わった信号旗を海に向かって揚げていた。ある日、海は高校の文化部部室の建物、通称「カルチェラタン」の取り壊しに反対する学生たちの運動に巻き込まれ、そこで1学年上の新聞部の少年・俊と出会う。2人は徐々にひかれあっていくが……。海役に長編劇場アニメ声優初挑戦の長澤まさみ。俊役は「ゲド戦記」に続き2度目のジブリ作品参加となる「V6」の岡田准一
 
<あらすじ> 
太平洋戦争が終わって18年、日本は焼け跡から奇跡の復活を遂げた。
そして、高度経済成長が始まろうとしていた時代に、復活の象徴として、日本は東京オリンピックの開幕を目前に控えていた。
人々は古いものはすべて壊し、新しいものだけが素晴らしいと信じていた。
煙突から吐き出される煤煙。道路をひしめく車の土埃。
人々でごった返す街。工事や建物の解体作業の騒音。
しかし、それでも海は青く、緑は輝き、空は広く、世界は希望に満ちてキラキラと輝いていた。
そんな時代に、横浜にあったある高校で、明治に建てられた由緒ある建物をめぐって小さな紛争が起きていた。古いけれど、歴史と思い出のつまった建物。
それを取り壊すべきか、保存すべきか。
ある高校生の男女が、そんな事件の中で出会い、心を通わせ、助け合って行く。
ふたりが見出した日本の“明るい未来”とは、何だったのか。
16歳の海と17歳の俊の愛と友情を横糸に、建物をめぐる紛争を縦糸に、この物語は、まっすぐに生きる高校生たちの群像をさわやかに描いてゆく―。

 
<感想>
再度観ても…う~ん。
映画館で観た時よりは…うん。マシだったかな(笑)
でも…やっぱり、、この映画を面白い!!と思える世代って…どの世代なのよ~!!
って思っちゃいました。
 
まず…今の中学生や高校生は意味わからんでしょ。
主人公をはじめ…みんな良くも悪くも「いい子」。
時代がそうさせたんでしょうけれど…
だから~今の高校生には理解できないだろうと思います。
 
携帯電話も、インターネットもないし、家にはテレビすらない。
「高校生」にもかかわらず、食事の準備や洗濯、掃除などの一切の家事をする主人公。
それに対する不満を口にすることもなく、すべてを受け入れて頑張る少女。
あげく…突然!!恋心を抱いていた人が兄妹かも??疑惑が…
それも受け入れちゃんだよ…
あげく「好きなものは好き。」とお互い叫んじゃう(笑)
異母兄妹…韓国ドラマかと思いましたよ(笑)
 
どうみても大変で面倒な境遇であるはずなのに、
あたりまえの日常をきちんと送りながら、未来に希望を持って、生きている人たち。
いいことばかりの時代じゃなかったはずなのに…
とても純粋で、明日はきっと!!って思える自信。
ある意味…うらやましくもありましたね。
 
ただ…あまりに綺麗に簡単にまとめ過ぎている感じがどうにも…
学園闘争のごとくに取り上げられた「カルチェラタンの存続」
あっという間に物わかりのある理事長の登場で片付き。
異母兄妹疑惑も…「そういう時代」「男の友情」でサラッと流れすぎ。
それだったら~そんなに疑惑の二人を似せるのは…やめて!!(笑)
主人公のお母さんの「似てるの」の言葉も…変だしなぁ…
 
う~~ん。
まぁ…いいや。
 
世の中のとんでもない大人の穢さに(笑)
心が萎えていたから…
海と俊くんのピュアな恋心にキュンキュンして
洗浄できたわ♪←本当かよ…
 
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