娘を尊敬しているわたし

「干物中学生」とか「世迷言女王」とわたしが称している娘ですが…
「干物」の部分は…わたしが大きくかかわっているので
何もいえねぇ…。
 
自分にない点だなぁ…と娘を尊敬しているところがあります。
 
低体温でチョコ菓子作るのに適しているとか(笑)
ちゃうちゃう(笑)
 
絵を描く事と本を読む事に関しては…
完全に負けてしまいます
 
それだけ…彼女には時間があるって事かもしれませんが…
わたしが本を読む速度が遅いせい?
半端ない速度なので…内容が入ってないのでは?と疑いたくなりますが
そうでもないようで、、TVを一緒に観ていて、面白い事を言うので
「何で知っているの?」と聞くと…
「本で読んだ…」とか
読んだ本の題名・観た映画の題名・人の名前など…
とにかく忘れてしまうわたしとは対照的に彼女は、、
文字として覚えているし、内容も入っているようです。
 
確かに本を読んでいる時と絵(漫画です)を描いている時の彼女の集中力は半端ない
「ジャンプ」を立ち読みしている時の集中力は、特に半端ないものがあると思います。
周りに誰がいようと…何が起きようと、、動じない
それを…なぜに勉学に向けないのかと…
親として思ってしまうんですけれどね。自分の事は棚あげしてね。
 
それともう一つは…意味不明な強さ(笑)
どう説明していいのか…
 
彼女は…幼い頃からわが道をひたすら行く子でした。
どんな子でも~小学生くらいになると…
周りの目を気にするというか…評判を気にする?
おませな女の子の中には…生まれながら、そのアンテナをはり巡り
どう動けば自分にとって得になるかを計算できる~賢い子がいる。
もちろん~大人のうけもいいわけだ。
多少なりとも、、小学生になると…人間関係も損得で動いたりするようになる。
が!!
彼女は…全くそういう事をしない。
女の子たちと群れるのが嫌いで、、
「女王さま」と呼ばれてしまうような女の子のご機嫌を伺う事もしない。
あげく…その子からはじかれる。
女王さまのとりまきからもはじかれる。
その時の彼女の本心はわからないけれど…
この状況は…ヘラヘラして、人の間を動きまわっているわたしの方が
辛かった…
ある時、、娘に聞いてみた事がある
「みんなと一緒じゃなくていいの?」
「いいの」
自分に無理をして一緒にいる必要があるのか…
そんな哲学的な事を小学3年生が考えているとは思えなかったけれど。
彼女の強さをみた気がした。
 
人は万人受けがいい方が良し!としてしまうのはなぜだろう…
友達が多い方がいい!と思ってしまうのはなぜだろう…
明るく人づきあいが上手な方がいい!…本当に??
 
明るく友達が多い!とされている知人が…
平気で人を傷つけているところをみた事がある。
 
とても無口で、目立たない人だけれど
素晴らしい心配りができる人もいる。
 
わたしの娘なので~そんな気配りのできる後者のような人間ではないのですが
人を傷つけるような事は…される事はあっても
傷るけるような事は…しない…ってかできない子です。
 
少年団でされていた事も…
しばらく後になって~わたしにだけ言うような子です。
 
わたしならば…速攻!言いつけます(笑)
 
小学校の高学年の時に…
彼女にはたくさんの沢山の白髪がありました
1~2本って感じじゃありません。十数本。
まぁ…体質で、、若くしてある子もいるでしょうが…
若すぎますから(笑)
 
たくさんのイヤな事を抱え込んでいたのでしょうか…
誰に言う事もなく…
 
中学生になり、環境が一変した彼女…
本当にたまに…1~2本の白髪をみつけるだけとなりました。
 
目立つ事が嫌で、人前に出るのが嫌で
友達も決まった子のみで、決して愛想はよくなく、要領も悪い…
それでも~彼女は、、流される事なく今日も自分らしくいる。
 
そんな彼女を…ほんの少しだけ…尊敬しています。
ほんの少しだけね(笑)
 
毎日…バトルだもん(笑)
似た者同士かぁ…(笑)