時代劇…『薄桜記』

録画しておいた『薄桜記』を観終わりましたぁ♪
2012年7月13日~9月21日まで
NHKBSプレミアム時代劇で放送されていたのですが
観るものがたくさんになってしまって…途中で断念していたのです。
地上波(NHK総合)で、10月18日~12月27日で再放送したのを
録画しており、それを先々週にまとめてみました。
 
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原作 : 五味康祐
 
・山本 耕史(丹下典膳) ・柴本幸(長尾千春) ・高橋和也堀部安兵衛) ・ともさかりえ(お三)
壇ふみ(丹下ぬひ) ・高嶋政伸(白竿屋長兵衛) ・草刈正雄(千坂兵部) ・葛山信吾(高木敬之進)
石丸幹二(富樫頼母) ・石垣佑磨(瀬川三之丞) ・辰巳琢郎(長尾権兵衛) ・寺尾憲(堀内正春)
山崎銀之丞(仁斎) ・藤本泉(お豊) ・渡辺健作(高田郡兵衛) ・市川知宏(吉良義周) 
矢島健一(小林平八郎) ・かとうかずこ(お菊) ・萬田久子(吉良富子) ・江守徹紀伊国屋文左衛門
・オードリーの春日俊彰浅野内匠頭)  ……
 
時代劇だから…登場人物が多くて多くて。
何度も映画化・ドラマ化されてきている作品のようですが
はじめてのわたしには…とても新鮮でした。
 
山本耕史さんって…わたしの中では『ひとつ屋根の下』『新撰組』…
いい人キャラじゃなくて悪い役もできる…器用な役者さん!ってイメージでした。
ググったら…赤ちゃんモデルから芸能界にいるっていうじゃないですか(笑)
36歳にして芸歴36年。
出演された映画・ドラマ・舞台もたくさんたくさんで…。
 
新撰組』のイメージが強かったせいか
わたし的には現代劇より時代劇の方が実にしっくりくる役者さん。=ズラが似合う(笑)
 
丹下典膳もよかった~♪
カッコよくて、強くて、一途で…
女子だったら~惚れてしまいますがなぁ(笑)
そんな丹下典膳の想いを一心に受けるのが…千春さん。
この柴本幸さんという女優さんを存じ上げなかった。
職場の方に「柴俊夫さんと真野響子さんのお嬢さん」と教えてもらったが…ピンとこなかった。
しかし…先日観た映画『ストロベリーナイト』に柴俊夫さんが登場!!
あ~似てる!似てる!!
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縁あって結ばれた二人でしたが…
丹下典膳がお仕事で、大阪出張中に
以前から千春に恋こがれていた幼馴染が…無理やり千春を…
その噂は大阪の典膳の元にも届けられ
2年の任期が1年に短縮。
普通ならば…家の名前を汚したと!千春さんは打ち首くらいになるらしい…
千春さんは全く悪くないけれど…その時代はどちらがどうとかの問題じゃないらしい。
 
現代だと…4人に1人?が不倫の経験をもつとか…
ひっえぇ~~。みんなお手打ちですがなぁ。
 
千春さんの事を想い、千春さんのために一芝居し
「離縁」という決断をした典膳。
しかし…浅はかな千春の兄により、左手を失う事になる。
そんな事をしたのが千春の兄だと知られては「長尾家の恥」として
その関係者が典膳に頼み込まれ…切った相手は秘密にしてくれ!と…
天下の剣の名手…典膳が狼藉者に負けては…武家の名に恥じるとして
旗本であった典膳は、すべてを差し押さえられ「浪人」へと身を落とす。
 
時代劇でありながらも…ところどころ…現代風といいましょうか
解りやすくしてあるのでしょうね。
とても面白かったです。
嫌われ者といいますか…悪者役の吉良上野介さんを
実に人間臭くチャーミングに描かれていたのもよかった。
今までの時代劇って…
全般にわたり…吉良=意地悪な奴。だけれど…
本当に真相はわからないですよね。
典膳がいうように…
一番間違っているとしたら…ご厚誼の審判。
これは現代にもあてはまる事多いのではないでしょうか…
 
武士とは?生とは?死とは?
そんな重いテーマに寄り添う
典膳と千春の一途な恋愛も…乙女ごころをキュンとさせますぜぃ。
えっ?誰が乙女?…厚かましい?(笑)
 
時代劇を面白い!と思い始めてしまうとは…う~ん。
そんなお年頃になったのかしら…