忠犬ジョン

一週間…なんかドンヨリといいますか…暗い出来事が続きましたぁ
 
水曜日の朝…実家の母から電話が
ずっと懸念していた実家のジョンが昨日(11月27日)亡くなったとの事。
19歳と…何か月だったんだろう…
とにかく長命で人間だったら…100歳近い
なので~わたしはてっきり!雑種かと思っていたのですが…
100%の「しば犬」でした。
野放し(笑)大事にしていなかったのが!長命の秘訣かもしれませんねぇ…
写真の鼻の頭の黒いのは…以前はなかったもの。
犬も年とると…シミができるのかもしれませんねぇ…
 
イメージ 1
2011年8月撮影時すでに90歳ぐらい?
 
 
昨年の11月5日…父が最後の入院をした頃から
急激に具合が悪くなっていたジョン。
とても不思議な事なんですが…
11月5日に入院して…もう家に戻る事はできないだろう…
覚悟しておいてください。と言われた父が…
奇跡的に11月中旬には…回復してきた。
それと伴うように…ジョンの体調も回復してきた
しかし…11月23日に無理をした父は再び具合が悪くなり
11月29日に心不全で亡くなった…
その時ジョンは…
父の作った犬小屋で…全く鳴きも動きもしないでいたそうです。
 
その日から告別式の12月2日までの間
ジョンは全く鳴く事もせずにじっとしていた。
訪問者の方が大勢来てくれたけれども…
全くジョンは鳴く事をしなかった…本当にただじっとしていただけだった。
このままジョンは父と一緒に逝ってしまうのではないかと…そう思えたくらい…
 
ところが!!!父の100日祭(神道の御霊祭)を行った3月4日
ジョンは驚くくらい元気になっていたのである。
父がいた頃のように毎日散歩をせがみ、母が散歩に連れていっていた。
老犬と老婆(失礼)…お互いに支えながら…頑張っておりました。
 
しかし…今年の夏の暑さが堪えたのか…
秋口になると…体力が相当落ち、痩せ初め…
目も人間でいう白内障のような感じに見えてないのでは?
と思えるくらいになってきた。
それでも、、散歩をせがみ、毎日~コースを短くして頑張っていた。
 
11月になると…目にみえて…体力がなくなっている感じのジョンだった。
それでも、、ほとんど1日を寝ている…という事はなく、、
1日のほとんどを寝ていたのは…本当に3日間ぐらいだったみたい。
おかげで…痩せてしまっていたけれど、、床ずれする事もなく済んだようです。
 
目がみえなくなると…他の五感の嗅覚、触覚、聴覚が代償するとききます。
 
「甘える声を出すから…名前をよんでなでてあげてるんだよ。
そうすると…すごく喜ぶんだよ。」
母がそう話してくれました。
最後は食事もできない状態だったらしく…
母が手からあげて、、、口にふくむけれど、食せず
水も母が手からあげていたそうです。
 
母は父にできなかった…介護をしていたようでした。イメージ 2
そして、、ジョンは…父を失って、気落ちしていた母のために
母が気丈に過ごすために…
この1年間頑張っていてくれたのではないかと…
思っております。
 
ジョンはわたしが結婚した前後に飼った犬です。
それこそ…家族の一員として
父と母の心の支えになってくれていました。
 
たぶん父と天国で散歩しているに違いありません。
ジョンありがとね~