『空中庭園』

先日、バイト先でこの『空中庭園』の事を聞かれて
小泉今日子さんの『トウキョウソナタ』とこんがらがっていた自分を発見!
中身は『空中庭園』で、小泉今日子さんの旦那さんが香川照之さんになっていた
で~今一度、角田光代さんの原作を読んでみて
(正確には…パラパラとめくった?)
再確認!
 
<あらすじ>
「何事もつつみ隠さず、タブーをつくらず、できるだけすべてのことを分かち合う」 それが、母親らしいことを何ひとつしてくれなかったさと子(大楠道代)への反発から、いつも笑顔で幸せな家庭であり続けようとする絵里子(小泉今日子)の決めた京橋家のルールだ。だが、絵里子の意に反して、家族はそれぞれに秘密を持っていた。夫の貴史(板尾創路)は麻子(永作博美)とミーナ(ソニン)と言うふたりの愛人の間を行き来し、娘のマナ(鈴木杏)は不登校を続け、建築物に興味を持つ引きこもりがちな息子のコウ(広田雅裕)は父の愛人と知らずにミーナを家庭教師に迎えてしまう。そんなある日、絵里子はさと子とミーナの合同誕生パーティを開く。ところが、酔っ払ったミーナのお陰で家族の秘密が次々に露呈、絵里子の築き上げてきた家庭はもろくも崩れ去った。しかし、自身の誕生日。さと子からのバースデイ・コールによってわだかまりの解けた絵里子は再生することが叶い、プレゼントを抱え帰宅して来た家族を温かく迎えるのであった。
 
登場人物それぞれが、家族について、自分の存在の根本部分について、はっきりとは意識しかねるけれど、不安を感じている。 彼らが愛し、憎み、無関心ではいられない家族とは何だろう。空中庭園のごとき、不安で、だけれども、清潔で美しい佇まいの家族の肖像を描く。
2005年公開
 
角田光代さんは数少ない好きな女性の小説家さん♪
この作品も原作が先だったと記憶してます。
空中庭園のごときにカメラワークが動きます。
笑えるところもあり、怖さもあり…
不安定ながらも保つ「家族」保っていかなければならない「家族」
 
瑛太さんが原作とは違った感じの変人で出てます。
変人だけど…瑛太さんだから~許してしまおう!
ものすごく贅沢な使い方。
2005年当時、この子はいい目をしていると思っていた勝地涼さんが鈴木杏さんの彼氏役。
大楠道代さんは…なんたってかっこいい!
粋なおばあゃん。