本日(8/17)の新聞に 「せんだいメディアテーク」の設計をした
伊東豊雄さんの話が出ていた。
「せんだいメディアテーク」は
息子の東北旅行の目的の一つでもあり
「思い出話」の中にも出てきたので、、くいついちゃった!
(新聞の内容は別でしたが…)
旧仙台市民図書館だっただけに(?)
仙台市民図書館・ギャラリー・イベントスペース・ミニシアターなどからなっている。
建築家 伊東豊雄さんの代表作。
6枚の床(プレート)と揺れる海草のような形状の13本のチューブと呼ばれる
鉄骨独立シャフトのみの単純な構造によって
地下2階地上7階の空間のすべてが作られている。
全面がガラス張りであり、支柱のスケルトン構造が
外から直接見ることができる一方で
中と外との一体感がある。
このような構造とデザインの優秀さのため
建築関係者をはじめとして
世界各地からカメラ片手に訪れる人を建物周辺で見ることができる。
↑まさに我が家の息子もこれです。
また、建築物の美しさから仙台のファッション誌や
テレビ番組・映画のロケ地となることも多い。
新聞の記事は…伊東豊雄さんがこの「せんだいメディアテーク」の
開館10周年記念行事(2011年3月12日予定)に出席するはずだったことからはじまり、
震災から3週間後に施設を見に行き、
一人の人間として何ができるかを考え、被災地に足を運び
被災した方々の声を聞き、希望と絆の「みんなの家」をつくる事になった経過が書かれていました。
ちょいっと…ウルウルしちゃいました。
この「みんなの家」には、縁側・土間・堀ごたつ…
かつての日本の民家にあった要素が盛り込まれているそうだ。
プライバシーよりもみんなで一緒に何かがしたい…つながっていたい…
昔ながらの…っていうか…
日本の文化?情感?魂…
便利になってもグローバル化になっても…無くしちゃいけないモノありますよね。
「みんなの家」の内部
ベネチア建築展にて金獅子賞受賞を伝える新聞
「プリツカー賞」受賞を伝える新聞記事
とても都会的な「せんだいメディアテーク」と「みんなの家」
両極端のようで、、実は根底に流れるものは一緒なのかもしれないとさえ思えてしまった。
人が集まる場所。人と人がつながる場所。