ぐ~るぐるしている事←真面目な話

難しくて切なくて、、哀しすぎるニュース。
滋賀県大津市の中学生の「いじめ」を苦にした自殺の件。
ずっと想うところがあったんだけれど…
難しくて…難しくて…
頭の中でぐ~るぐる。
 
「いじめ」はわたしが子供の頃からありました。
たぶん~いつの時代にもつきものなのかもしれません。
大人になってもあるのですから…
人間の本能の部分かもしれません。
人間も動物ですから…。
でも、大人はそれを理性や感情や生きてきた知恵・みにつけた知性で
上手にカバーできるのです。
 
子供は、心が幼い分だけ残酷で、逃げ道がない。
そして、今の「いじめ」は…そして「学校」は…昔とは大きく違うのです。
 
昔の「いじめ」は周りに知られないように…こそっと…隠に行われていたように感じます。
先生にばれたら…それはそれは大変。
 
今は…逆らう者が出ないように、まるで見世物のように
「いじめ」は行われているのです。
そして…先生たち大人は、親の顔色ばかりをうかがい、時として
問題児を怖がり、無かった事にしようとする。
 
大津市の場合も子供達が「いじめ」の状況を何度もみていて
先生に報告した生徒もいる。
その女生徒の勇気は?
人の命の問題なのに…フタをする場合ではないだろうに…
 
なぜ…大人は…気づかない?
気づかないふりをする?
 
「いじめ」にあっているお子さんの「何」が「いじめ」の対象になっているのでしょうか?
結論からいえば「何も」
ごく普通のお子さんだったと思います。
どちらかというと真面目で優しいお子さん。
 
優しいからこそ、他の友達が同じ目にあってしまうのが嫌で友達にSOSを出せない。
優しいからこそ、親に心配をかけたくなくて、その事実を言えないでいる。
 
そんな真面目で優しい子が、、SOSを出したのは…
限界だったに違いなのに…
 
何の理由もなく原因もなく「いじめ」の標的にされてしまうのです。
そして…エンドレスに。
昔は、今のように携帯やPCがないから
学校でそのような事があったとしても
家に戻れば…そうじゃなかった。
今は~~24時間気が休まる時がない。
当事者にしてみれば…地獄。
本当に地獄だったのだと思う。
 
少年の「明日死にます」というメールに「よかった」旨の返信をする「いじめ」っこ。
糾弾されて然るべきだと思います。
そして!子供にそんな事をさせてしまった保護者も。
1人の命を奪ってしまった事~何よりも大罪です。
どんな事をしても許されるはずがありません。
少年法といういいのか悪いのかわからない法律で、
加害者が守られているならば…その代わり、親はその大罪を
非難を受けるべきだと思っています。
 
残念ながら…
自分の命を自ら捨てることを選ばなきゃならかった…
その子達の気持ちを想うと
そんな地獄から逃げて…今は幸せであってほしいと思うけれど
やはり、自ら死に走る事は絶対にしてはいけない事。
自殺もまた大罪なのだという事を
何よりも子供達に教えてあげなければならない。
 
自殺したお子さんの学校で、保護者集会があった。
あの頼りなさそうな校長先生の会見の前だったと思う。
終始、弁解ぎみの学校よりも
「黙とうをしよう」と提案した保護者の方が立派だったし
とてもまともだと思った。
その席で、亡くなられたお子さんのお父様が「迷惑をかけてすいません」とあやまったという。
なぜ?自分の子供を殺されて、このお父さんはあやまらなければならないのだろうか?
 
いつの世になっても「いじめ」はなくならないのだろうか…
「いじめ」る標的ないなくなってしまった「いじめ」っこは、次の標的を探すのだろうか?
それとも、次はその「いじめ」っこが「いじめ」られるかも…。
 
その時、、親は何をしてあげらるのだろうか?
何をすればいいのだろうか?
 
あぁ…そして、今日もぐ~るぐる。