『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』

これって…息子からみたわたしの事?(笑)
 
「勉強したくなかった…」と受験生にカミングアウトされて
はぁ~~!!と思ったわたしは…映画に走った。
 
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<あらすじ>
 9・11アメリ同時多発テロで父を亡くした9歳の少年オスカーは、あれから1年が経とうとするのに、どうしても父の突然の死を受け入れることができない。ある日、そのままになっていた父のクローゼットで、"ブラック"と書かれた封筒に1つのカギを見つける。彼はそこに父からの最後のメッセージがあると信じて、そのカギに合う"カギ穴"を探す旅を開始する。人と触れ合うことが苦手なオスカーだったが、父との思い出を勇気に変えて、ニューヨークに住む全472人の"ブラック"さんをひとりひとり訪ねていく。果たして、オスカーはカギ穴の向こうにある真実へとたどり着けるのだろうか……。
 ある日突然、最愛の人を失ってしまった人々は、その悲しみをどう乗り越えていけばいいのか? 誰もが疎遠と感じながらも、実はすぐそばにあると悟ってしまったこの普遍的な命題に、"オスカー級の才能"が真摯に向き合う"喪失と再生のものがたり"が誕生した。感動と絶賛の嵐を巻き起こした世界的ベストセラー、ジョナサン・サフラン・フォアの同名小説を、前3作(「愛を読むひと」「めぐりあう時間たち」「リトル・ダンサー」)すべてがアカデミー監督賞にノミネートされたスティーブン・ダルドリーが映像化。2度のアカデミー主演男優賞に輝くトム・ハンクスが父トーマスに、「しあわせの隠れ場所」でアカデミー主演女優賞を獲得したサンドラ・ブロックが母リンダに扮するという、心に染み入るドラマに相応しい豪華初共演が実現した。
 ダルドリー、ハンクス、ブロックの才能に加えて、アメリカの人気クイズ番組「ジェパディ!」に出演していたところを見出され、オスカー役に抜擢されたトーマス・ホーンが、全米マスコミの話題をさらったピュアな演技を披露。さまざまな試練を乗り越えていく姿が、観る者の涙を誘う。そして、名優マックス・フォン・シドージェフリー・ライトらも出演。彼らが奏でる、はかなくも力強いアンサンブルが、観る者の心をかき乱し、そして胸を打つのだ。
 
<感想>
 も~ひたすら、トーマス・ホーン君の凄さに感動でしたわ。本当にこの子は演技経験ない子なの??いや~才能豊かな人間の凄さなのかな。トーマス君も賢くて、利発過ぎて、オスカーのように周りから浮いているのかな?
利発すぎたり、感受性が豊か過ぎて、周りからはみ出してしまう…人と違うとみられがちで(違うのですが)、傷つきやすい子がいる。それがオスカー。そんな息子の最たる理解者である父。そんな父が突然亡くなってしまう。父の死を受け止められないでいるのである。キーポイントの『鍵』は…そんな子が苦手である人とのつながりを経て成長していくまさに『鍵』。全編に父を想う息子の気持ちが出ているし、それ以上に息子を想う父の愛情の深さを感じられる映画でした。オスカーとの関係をうまくとれない母。そんな母に対してのオスカーの言葉には辛い辛すぎる部分もあり、母だって辛いんだよ~~!!と思ってしまった。個人的には、、、間借り人を演じたマックス・フォン・シドーとオスカーの絡みが好きかなぁ。
129分だから…2時間ちょい。
いい映画なのですが、、、『ドラゴン・タトゥーの女』のようなスリリングな展開のある映画ではないので
睡眠不足の時はやめた方が賢明かと思われます。
 
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