どうしても どうしても観たい映画があって
見終わって家に戻ると 夜の9時🌃過ぎちゃう😢
だけど…どうしても観たい😆
その映画は【マンチェスター バイ ザ シー】
第89回アカデミー賞で6部門でノミネートされ
主演男優賞と脚本賞を受賞。
その他にも数ある映画賞でたくさんの賞を受賞された作品です。
(受賞が多いからって いい作品ってワケじゃないけれどさ😅)
日本での公開は 5月13日から
上演するのは 隣街の映画館だけ😢
ぼやぼやしていたら…
一日一回上演で なんと 17:40~のみ😨
(もしかしたら 最初から?)
137分のこの映画 上演終了時間は 20:10😅
家に着くのは…完全9時過ぎるわぁ~😅
でも、義両親が日曜日からお出かけしているので
完全にお一人さま😆
会員デーでもレディースデーでもないので
👛イタタ…ではありましたが
「もう!観るっきゃないでしょ!」
いやぁ~観てよかった🎵🎵🎵
とてつもなく 良かったぁ。
【マンチェスター バイ ザ シー】
心を閉ざして 孤独に生きるリー(ケイシー・アフレック)が
兄のジョー(カイル・チャンドラー)の死をきっかけに
故郷のマンチェスター バイ ザ シーに戻り、
16歳で高校生の甥のパトリック(ルーカス・ヘッジズ)の後見人を依頼されたが
故郷の街に留まることは リーにとって
忘れられない過去の悲劇と向き合うことでもあった。
監督:ケネス・ロナーガン
故郷から離れて孤独に 便利屋(配管や片付け)をするリー。
黙々と文句を言われても誘惑されても
ひたすら黙々と仕事をするリー。
常に猫背で常に暗い思い詰めた表情。
人との交わりを極力さけ
あえて 喜びや幸せに背を向けている。
常に鬱積しているからなのか
お酒が入ると ケンカしちゃう😨
個人的には GREENDAY のビリーに風貌も似ているせいか😅
どうにもこうにも
肩入れしていた自分がいたんだなぁ~🎵
リーが故郷の街で 過去のトラウマと向き合うように
次々とリーの身におきた悲劇を知るように…
酒癖も悪く、暴力的
でも…不器用で繊細で人の痛みに敏感で
それは
飄々としているパトリックが
冷凍された肉を目の前に パニックを起こしたシーン。
その時のリーの優しさ。
元々はリーは感情豊かで
優しさとユーモア溢れた愛すべき男性だったのだ。
兄のジョーは そんなリーに
命よりも大事な息子パトリックを託す。
その意味も十二分にわかる。
まさに今どきの若者?
パトリックが心を閉ざしたリーにもたらす効果も
あの人徳の高いジョーは
全部知っていたんだろうか…
それでも
人の心の傷は そんなに簡単じゃないんだよ。
そういう意味で とてもリアリティーな映画。
簡単に話をまとめちゃう感じじゃない。
観ている側の
『えっ~やっぱり無理なの😢』を
『そうだよねぇ。そう簡単じゃないよね。』に変えてくれる。
わかるよ…わかる。ゆっくりでいいよ。ゆっくりで…
そんなに簡単な人間だったらよかったのに…リー。
元妻のランディ(ミシェル・ウィリアムズ)とばったり会うシーン。
妻の想いもわかるけれど
リーの心の傷も痛感させられちゃうんだよね😭
パトリックの後見人を下りたリーだけど
そこには 確実に今までのリーとは違う。
リーは
パトリックの後見人を兄の友人(マシュー・ブロデリック)に任せますが
今までと違う想いで故郷と向き合うことでしょう。
そこには パトリックがいるからで
パトリックもまた 悪態をつきながらも
リーに明るい未来を少しづつ光をあげていくんだろうなぁ…
と思わせてくれるラスト。
静かな静かな映画で
でも心がグラングラン揺さぶられました。
見終わったら…外は真っ暗🌃
心は静かに静かに満たされていて
あ~ぁ。
いい映画観させてもらいました🎵
って感じでした。