昨日は『永い言い訳』で泣いたわ…
昨日も実にいい天気だった金曜日でした。
どうしても 観たい映画『永い言い訳』が
隣街の映画館でしか上演していないので
約一時間かけて 観に行っちゃいました
しかも!
月一の会員デーで¥1,100で観られました😆
西川美和監督の映画としては
『夢売るふたり』ぶり。
わたしは西川美和監督の作品が好きなのですが
今回の『永い言い訳』
今までの作品とちょっと違う感じがしてしまって。
師匠の是枝裕和監督(制作協力)の
<子供に演技させない>とか<自然な演技>とか
全面的に出ていた感じ。
その子役の兄妹が…
まぁ~自然過ぎて 上手過ぎて
その兄妹見ているだけで泣けてしょうがなかったわ😭
深津絵里さんは 登場シーンは少なかったけれど
なんだろ…圧倒的な存在感を残しておりましたし
彼女が旦那の髪の毛を切ったり、整えたりする仕草も
表情も言葉も少ないけれど
めっちゃ印象的で、考えさせられます。
竹原ピストルさん…
顔と雰囲気は実に怖かったけれど
笑うとそのギャップと性格が素晴らしすぎ!!
相変わらずの
池松壮亮さんの力の抜けた感じの
化けた演技も素晴らしい。
そして…なんといっても
主人公のダメダメ男を演じた本木雅弘さんでしょうね。
あ~ぁ。いるいるサイテーな見栄張り男。
自己中でゲスでどうしようもない男。
でも…なんだろ。
話が進むにつれて
この主人公に感情移入しちゃっている自分がいたんだよね😲
自意識過剰で
器が小さいのに 自分が大好きで
自己嫌悪の波に押しつぶされそうに…
人って~みんなこんなモンなんじゃないの。
一つ一つのシーンが関連があって
無駄なシーンがなくて…
わけわからずに なんだか涙が出ちゃう
心に染み入る映画『永い言い訳』でした。
原作…まだ読んでないので、ぜひとも読んでみたいです(≧∇≦)