『怒り』研ぎ澄まされた映画

昨日は 水曜日で レディースデーだったので
観たくて観たくて観たかった『怒り』観てきました

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うんとね…

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『原作読まなければよかった~~』
と到底無理な感想をもってしまった😭

↑キャストと脚本と演出への最高級の褒め言葉です✨

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とにかく
豪華すぎるキャストが 
これでもか!これでもか!というくらいに
素晴らしすぎる演技力で魅せてくれる😭

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そこで思ったのが
『あ~ぁ。原作読まなければよかった😭』

微妙な部分で違ってくるところはありますが…
『悪人』の時もそうでしたが
原作に敬意をこめて 大筋は忠実。

『怒り』も同じく原作に忠実に描かれております。

それを映画という決められた時間で描いてくるので
演出と脚本で研ぎ澄まされております。
とにかく凄い…

原作だと
千葉・東京・沖縄と
三つの舞台をはっきりくっきりと
頭の中で区切らせないといけないんだけれど
それを画像で自然に
関連性を持たせながら描いてくれるもんだから😭

研ぎ澄まされた中で
俳優さんたちの これでもか!の演技?演技とは思えない…
引き込まれていきます。
ズルズルズル。
ズルズルズルズル…

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個人的には 宮﨑あおいさんがとにかく…凄くて。
凄かった!本当に凄かった!

原作の愛子に
細くて聡明な宮﨑さんがどうしてもリンクできなかったのですが
役のために7キロ太り(といっても細いですよ)
すっぴんでの宮﨑さんは…
宮﨑さんの慟哭は原作の愛子以上の愛子でした😭

【信じたい】と【疑い】の薄氷の上を歩く人々。

かくも人間は脆いもの。
疑うも人間。
信じるも人間。

原作を知っていると…
その巧みすぎる脚本と演出を十分に堪能できなかったのよ😭

先入観なしで
俳優さん達の闘いを堪能したかったわぁ~😭

この映画の中で
重要な役どころでもある 泉を演じた 広瀬すずさん。

ドラマ、CMと大活躍の18歳。
相当 監督さんと闘ったようですが
この 泉役を演じきったことで
広瀬すずさんは ただの可愛い旬の女の子じゃなくなりましたね。
今後の女優人生の大きな糧ですね。

いやぁ…本当に素晴らしい…
どのキャストも素晴らしい😆

渡辺謙さんも妻夫木聡さんも森山未來さんも松山ケンイチさんも綾野剛さんも
池脇千鶴さんも高畑充希さんもピエール瀧さんも三浦貴大さんも原日出子さんも…
みんな凄い😆

あっ…でもね。
この手の映画が苦手な人がいますよね。
CMとか 予告編で ダメだなぁ~
と思う方はやめた方が絶対にいいですよ。

もう一回観たいなぁ…

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