父親冥利の父

昨日の天気予報を嘆いておりましたが…
娘業を終えて、娘の迎えに行くまで
どうにか天気は持ちました( ´ ▽ ` )ノ
しかし…寒かったです。

広い家に一人で暮す後期高齢者の実母。

『宝くじが当たったら、こじんまりとした
二部屋ぐらいのお家を建ててあげるよ。』
『その時はお願いするわ。
あっ。でも…お父さんの物がたくさんあるからいいわ。』
『確かにねぇ。お父さんの物がねぇ…』
二人で笑いあってしまいました。

二ヶ月に一度になった母の病院。
性格がまるで違う親子ですが…
男性の好みが似てきました(笑)

『初夢にお父さん出てきたんだよね。
何だろ。年末、熱とか出しちゃったりしたから
弱ってきてるのかなぁ。』
と…初夢の事を母に話すと、
『そうかもしれないわなぇ。
頼る人がいなければ自分の無理に気がつかないで
頑張ってしまうからねぇ。
夢の中でお父さんに頼りたかったのでは?』
↑の様な事を母に言われて…
本当にそうかもしれないと思ってしまった-_-b

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そして、親子で
『お父さんって、頼れる人だったよねぇ。』
『おしゃべりで、口悪くて、頑固で、片付け下手で…』
『でも、弱音をはかない頼れる、優しい人だったよねぇ。』
としみじみした後で、
東出昌大さんの「いついかなる時でも 頼れる男 になりたい」
あれは名言よね。』
と盛り上がりつつも…
母は『難点は、口元かしらねぇ…』
とビジュアルにもどってしまうあたりがσ(^_^;)

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この頃の自分の置かれている状況を考えますと
頼れる人~いないじゃん!
これって…仕方ないけれど、
どんどん頼り下手を助長させてしまっていて-_-b
可愛げのないババアになってる感がありあり。

で…年末の突然の発熱。

初夢の中の父。

ますます…父を美化していく自分。
ファザコンが酷くなりそう…
と干渉にふけっているわたしにダメ出ししたのは…母だった。

『あなたとお父さんじゃダメよ。
二人ともおしゃべりで、片付け下手で、
広げた風呂敷を畳むどころか…
違うところに別の風呂敷広げるでしょ。
ぶつかるに決まってるわ。』

はい。
まさにその通りです(-_-;)

夢であって…思い出されて…美化されて
父親冥利に尽きるでしょ。
父上さま。