19年前の記憶…あります

19年前の3月20日、地下鉄サリン事件が起きました。
 
もう19年も経つんだ…という想いもありますが
被害に遭われた方々にとっては~現在進行形の闘いの日々だと思います。
だからこそ…19年という月日の流れが
事件を風化させていると危惧されている気持ちわかります。
 
あの日の事は…今でも鮮明に覚えております。
当時は港区に住んでいて、旦那はんは被害にあった地下鉄の丸の内線で通勤しておりました。
 
ちょうどあの日の2日前あたりにTVの調子が悪くなってしまい…全く観れない状態でした。
朝から同じ社宅のママ友と子供を連れて遊びに出かけておりました。
それは楽しく過ごして、午後3時頃…田町駅に降り立つと…
なんだか、、雰囲気が違うのよ。
それでも~気にせず…家に帰宅すると、、留守電に30件以上のメッセージが!
実家の母をはじめとする親戚の皆様から…訳が分からないメッセージが…
涙もろい叔母は、途中で泣きだしているし…。
何が起こっているのだろうか…??
TVがないと不便よねぇ。
折り返し電話をして~母に事件のあらましを教わりました。
 
あの頃は、今と違い携帯電話など普及しておらず
もちろん~旦那はんとは連絡はとれませんでしたが…
何かあったら!連絡があるはず!!
 
夕方、旦那はんから
『たまたま~仕事の関係で違う方面に行っていたから大丈夫!』との連絡がありましたが
その日から、数日間は母子家庭状態になりましたね。
(↑旦那はんの仕事の関係です。)
 
その「たまたま」がなかったら!?と思うと
今でも本当に怖くなるのと同時に
本当にちょっとしたタイミングで人の人生やその人のまわりの人生は違ってくるんだと
思いましたね。
 
それは…洗脳され、この狂気のテロ犯罪に加担してしまった
若き信者たちの人生も。
 
日々、うそだろ~~~!!と思うような事件や事故が起きてますが
この事件は、人の心の隙間に入り込んだ悪魔が
ある意味純粋な人達を人ではなく…狂気のロボットに洗脳して
多くの尊い人命を奪い
多くの人の人生を狂わせてしまった…。
 
風化させては絶対にいけない事件。
 
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